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雨漏りブログ

外壁から雨漏り発生原因

2014年12月07日

 

雨漏りのご相談を沢山頂くのは、決まって自台風や豪雨などの自然災害が発生した後に集中します。相談内容は明確で、「台風の時だけ雨漏りが発生する」、「雨が長く降り続けると雨漏りする」などのお問い合わせ内容です。雨漏りに関するご相談を頂く件数は、年々増加する一方ですが、相談内容や実際に現地調査での統計をデータでまとめてみると、築年数による経年劣化が原因というよりも、業者の施工ミスや防水処理の不具合、雨仕舞の問題などが雨漏り発生原因の要因となるケースが目立ちます。また、デザイン性高い建物、増改築、違法建築など、構造上の問題が雨漏りを誘発する決め手となるのは全体の8割を占めております。その中でも、比較的雨漏り発生原因の割合として高いのが外壁からの雨漏りです。外壁からの雨漏り発生はモルタル壁のひび割れや、サイディングボードのシーリングの劣化、開口部分の不具合などが大きな要因として考えられます。外壁がモルタルの場合は、単純にひび割れや付帯部部のとの接合部の隙間、電気配線の貫通部分などが、雨漏りの原因となりますが、これらの不具合は、目視でも確認できる場合と、そうでない場合もあります。サイディングに関しては、ボードの割れやシーリングの劣化などで隙間が生じます。この隙間の部分から雨が侵入しやすいので、サイディング壁の場合はシーリングの劣化、サイディングの割れなどがないかを目視でも確認します。但し、目視判断では実際に何処の個所が不具合で雨漏りが発生しているのかは特定することができません。雨漏り調査専門の業者が行う雨漏り診断調査は、雨の侵入箇所を突き止めるために、雨が入りそうな場所を水道水の水をしばらくかけて雨漏りを再現する方法で原因を追究します。これが散水調査といわれる人工的に雨漏りを再現して起こし原因を突き止める方法です。これまでの統計データを参考にしても答えは明確で、雨漏りは必ずしも雨漏りがした場所の近くから漏水しているのではなく、遠くの場所で漏水したものが、内部の柱や梁を伝わって全く違う場所に雨漏りとなって現れることも良くあります。ですから、雨漏りの発生原因の経路を正確に突き止める為には、複数の個所を散水調査で調べる必要がありますし、見当違いの場所でも、漏水を起こしそうな疑わし場所は広範囲にホースで水を勢いよくかけて調査をする必要があります。散水調査ができない立地条件や建物などは、サーモグラフィー(赤外線)調査などで漏水個所の原因を突き止めることができます。外壁からの雨漏り発生原因を追究するには、雨漏り診断調査の実績が豊富な専門業者にお願いすることをお勧め致します。

雨漏り診断調査依頼は「雨漏り110番」にお任せ下さい

 

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