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屋根の塗り替えによって雨漏りが発生することがある!?
屋根塗装により雨漏りが発生する原因を覚えておきましょう。
しっかりと知識と技術のある業者に依頼しないと、屋根塗装をしたことが原因で雨漏りが起きる可能性もあるので注意が必要です。
外壁塗装は、建物の外壁の品質や防水効果を維持するために行うものなのに、たまに「屋根を塗り替えたことによって雨漏りが発生した。」という事例が報告されます。
屋根塗装による雨漏りは毛管現象によるものが大半
スレートなどの屋根材の重なり部分にある微妙な隙間を塗料で埋めてしまい、毛細管現象を誘発して、屋根に水が滞留することになり、雨漏りの原因になります。
タスペーサーによる縁起りで解決
これは、塗装の際にタスペーサーと呼ばれる部材を設置することで解消されます。
タスペーサーは、屋根材の隙間を確保しながら塗装するための部材で、塗装後に隙間を確保するために行う「縁切り」効果があります。
屋根を塗装する際は、業者と相談してタスペーサーをしてもらったり、縁切りを行ってもらえるかを確認してから依頼しましょう。
高圧洗浄などの作業で雨漏りすることも…
築年数がある程度経過した物件だと、屋根の耐久力が減少しています。そこに、塗装の前に必要になる高圧洗浄のジェット水流により、スレートやコロニアルを損傷させてしまい、雨漏りに繋がるケースもあります。
このようなトラブルは、劣化状況をしっかりと把握できない業者に依頼した場合に起こります。屋根材や立地条件にもよりますが、築20年目を超えた住宅の屋根塗装を考える場合は、注意が必要です。劣化状況によっては、塗装では対応できず、葺き替えやカバー工法が適している場合もあります。
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