雨漏り診断
外壁からの雨漏り 雨漏り事例6
ギャラリー
通常の雨量では雨漏りは発生せず、台風や豪雨の時のみの雨漏り発生事例の為、軒の出幅を確認しました。その他開口部分も含めて建物の構造・納まりも含めて漏水原因の仮設を立てました。ヒヤリング調査と雨漏り診断調査申込書を参考に、目視調査で3カ所の疑わしい場所をお施主様にご報告をさせて頂きました。
漏水個所から侵入経路を考えて、外壁部分のひび割れ部分以外にも必ず原因があると想定しました。結論からして換気口周りのシーリング処理がしていないことも漏水原因と疑い、散水調査をしたら5分で雨漏りを再現致しました。換気口などの一次防水貫通部分は要注意です。恐らく、水が掛からない場所と業者が判断して壁に穴を開けても塞ぐ処理を怠ったことが原因となります。万全な対策として、自然災害発生時の二次災害防止対策として雨漏り対策はしっかりと行うことをご説明させて頂きました。
屋根と外壁部分の取り合い部分、棟板金を疑い散水調査を行いましたが、こちらは漏水はありませんでした。建物の築年数も経過した建物となりますので、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。散水調査後は雨漏り対策も含めて、防水機能の向上を目的とした外壁塗装を行いました。
雨漏りを放置すると、内部の躯体が腐食をしてしまします。この状態を放置するとカビや細菌が増殖しますし、衛生的にもよくありません。内部が常に湿気の高いであれば白蟻の発生にもつながりますので、雨漏り補修工事の後はしっかりと通気を確保してから防腐剤などの処理をする事をお勧め致します。
お客様からのコメント
中古物件で家を購入後、直ちに雨漏りが発生しました。取引業者との話し合いを行いましたが、簡易補修を繰り返すばかりで、雨漏りは止まることなく、2年が経過しました。雨が降るたびに雨漏りがするわけでもなく、台風などの豪雨の時だけ発生する症状です。カルテットさんに相談してヒヤリングシートに詳細を細かく記載して相談をさせて頂きました。不動産との話し合いの際中で、散水調査に費やす費用の負担なども含めて早急に工事のご依頼をお願いすることは出来ませんでしたが、相談のみの対応でも親身に対応してくださりましたので安心して工事をお任せすることが出来ました。漏水した原因ヵ所はある程度予想はしておりましたが、意外な場所からも雨漏りが発生していることがわかり、雨漏りが発生さ時症状と照らし合わせても納得しました。調査後は、補修工事も対応してくださり、無事解決できたので一安心しております。この度は、色々とご足労をかけましたが、最後まで精神誠意対応してくださり本当にありがとうございました。